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シュノーア地区へ向かう

ブレーメンにはベトヒャー通りの他にも、そこから少し離れた場所に、も一つ人気のある地区がありまして、その名はシュノーア地区。この地区は昔町の中心部だったそうです。ベトヒャー通りよりも大きい地区で、石畳の小路が迷路のように縦横に入り組んでいて、どこの小路に入って行っても、絵本の中に描かれているような魅力的な家並みが続いています。シュノーア地区は戦時中破壊を免れたので、古い時代に建てられた建物がそのまま残っています。古いものでは15世紀の始め頃に建てられた家もあるそうですし、17、18世紀の建物がオリジナルな状態でたくさん残っているそうです。ブレーメンで最も歴史を味わいながら歩ける場所ですね。どこの小路を進んで行っても素敵なので、当てもなく巡るのが楽しい場所です。店がたくさん建ち並んでいるのですが、どれもこれも、可愛いものや洒落たもので一杯。キッチュなものでさえ魅力的ですね。ここかしこに思わず入ってみたくなるカフェやレストランも並んでいます。

シュノーアという名前は現代ドイツ語のシュヌーア(より糸)を意味してるそうです。中世のドイツの町というのは、同職やその職業に関連する物品を扱う人達が同じ地区に集まって住んでいたものですが、シュノーアは船舶関連の縄や網を作る職人たちが暮らしていた地区だったそうです。

正面に見えてる通りがシュノーア地区の入り口のようなものですね。

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正面に見えるオーカー色の建物は1630年に建てられた古い料理屋です。

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通りをちょっと進むと、こういう地図がありました。

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別の場所にはこんな案内図も。

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どの通りも味わい深い佇まい。

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こんな狭い小路もたくさんあります。

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もっと狭くなる。

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もっともっと狭くなる。私はまだ通り抜けられましたよ(笑)

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時には上を見上げてみても面白い。

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by sternenlied | 2016-10-12 01:20 | ちょっとお出かけ

木陰のアムゼル2号庵にようこそ。ドイツで暮らしています。散歩と旅が大好き。琴線に触れたもの達をここに拾い集めていきたいと思います。そして目に留まった日常のさりげない一コマも。


by sternenlied