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木陰のアムゼル2号庵

木陰のアムゼル2号庵にようこそ。ドイツで暮らしています。散歩と旅が大好き。琴線に触れたもの達をここに拾い集めていきたいと思います。そして目に留まった日常のさりげない一コマも。


by sternenlied

旧市街の家並み

さあ、そろそろずっと後回しにしていた蚤の市の様子をアップしていこうと思いますが、その前に、蚤の市へと向かっていく途中にある旧市街の家並みでも。我が町は戦争中に空襲を受けて、その後の再建では他の町ほど古い家並みは元の通りに修復されなかったので、昔の趣が残ってるような旧市街は極めて小さいのですが、その中でも目に留まる建物を写してみました。

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この道を真っ直ぐに進んでいくと、蚤の市が開かれてる場所へとたどり着けます。

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下の写真で向かって左側に建っている建物はライプニッツ・ハウスです。哲学者であり数学者であったゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ(1646年〜1716年)が1698年から亡くなるまで暮らしていた家が再建された建物です。別の場所に1499年にルネサンス様式で建てられた元の家は戦時中の空襲で破壊されたのですが、1981年から1983年にかけて元の場所から近いここの場所にオリジナルな建物のファサードに忠実に再建されたそうです。オリジナルはこういう建物だったそうです⇢Original-Leibnitzhaus 

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現在はこの建物は大学に属していて、会議や催し物が行われる場所で、世界中からやってくる大学関係のお客さんが宿泊する施設ともなっています。1室にはライプニッツに関する展示物もあるそうで、その中にはライプニッツが製作した加減乗除のできるメカニカルな計算機もあるそうです。その計算機はパスカルの作った計算機より性能が高いのだそうです。

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華麗な彫刻が施された張出し窓が美しい。

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ライプニッツの家の隣に建ってる建物もユーゲント・シュティールで魅力的です。
以前は1階に気に入っていたギャラリーがありましたが、最近引っ越して行ってしまって、
今は改築中。次は何の店になるのだろうか。キッチュな店でなければいいけれど。

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ライプニッツの家の前には、ケーリュケイオンを持つ像が立つ噴水があります。
ケーリュケイオンはギリシャ神話の伝令神ヘルメスが持っている杖のことで、
杖の上部の先端にはヘルメス神の翼、そして柄の部分には2匹の蛇が巻き付いています。
ケーリュケイオンは欧米で商業や交通関係の紋章としてよく使われるようです。


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ライプニッツ・ハウスを背にしてパチリ。
木組みの家が並んでいる数少ない通りの一つです。

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横道にも独特な木組み様式の家が並んでいます。

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伝統的な様式とユーゲント・シュティールが混ざったような面白いファサードも見かけました。

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by sternenlied | 2016-09-24 00:47 | 街角