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木陰のアムゼル2号庵

木陰のアムゼル2号庵にようこそ。ドイツで暮らしています。散歩と旅が大好き。琴線に触れたもの達をここに拾い集めていきたいと思います。そして目に留まった日常のさりげない一コマも。


by sternenlied

煙突掃除屋さん

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どの家にも煙突がついてるドイツでは毎年定期的に煙突掃除屋さんがやってきます。中世からずっと続いている伝統的な職業で、黒服に黒いシルクハットかベレー帽のようなのを被った独特の格好をしてやってきます。ニュールンベルグに住んでた頃は通りを歩いていてる姿を度々見かけたものだったし、うちにもブザーを鳴らしてやってきてたので、よく見かけていたものですが、この町に住むようになってから、これまで通りを歩いている姿を一度しか見かけたことがなかったし、家にも階下の大家さん宅のブザーを鳴らすので、見かけたことがなかったのです。

でも今朝まだ暗い7時半頃階下にブザーが鳴るのが聞こえて誰かが大家さんと話している声が聞こえてきたのですが、窓の外をふと見やると、煙突掃除屋さんの絵が描かれた車が停まってるではありませんか。そっかあ、煙突掃除屋さんが来てたんだなあ。以前は歩いてる姿や自転車に乗ってる姿を見かけたものだけど、最近の煙突掃除屋さんは車でやってくるのかあと少ししみじみと感慨深く思っていたのでした(笑)

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煙突掃除屋さんはこんな服装をしています。

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煙突掃除屋さんて、ドイツでは幸運のシンボルなんですよね。煙突掃除屋さんを見かけたり、触らせてもらったりすると、幸運がやってくると言われています。なので、四葉のクローバーとかテントウムシと同じように幸運のシンボルとして煙突掃除屋さんの形をした色んな置物とか飾りもあるのですよ。下の写真のように春になって花が咲く頃になると、花屋さんでよく煙突掃除屋さんの人形を植木鉢に差し込んで売られているのを見かけるようになります。

何故煙突掃除屋さんが幸運のシンボルになったかというと、中世の時代、煙突が詰まってしまうと、暖炉が使えず凍えてしまうし、かまども使えなくなって食事の支度ができなくなるし、ガス中毒の心配もある、なので、煙突掃除屋さんは家庭の平安のために欠かせない存在だったことから、幸運のシンボルとみなされるようになったということです。

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ちなみにドイツに生クリームを詰めた筒状のお菓子シュロートフェーガー(煙突掃除屋さん)というのがあります。薄いチョコレートの筒に生クリームを詰めたお菓子ですが、とてもおいしくて大好きでした。最近店で売ってるのを見かけたことがないのですが、ニュールンベルグに住んでた頃にはよく見かけたものです。

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ついでに、幸運のシンボルといえば、ピンクの子豚ちゃんもドイツでは幸運のシンボルです。

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幸運のシンボルの子豚ちゃんもよく置物や飾りが売られていたり、春先などに、下の写真のようにマルチパンで形作った子豚ちゃんのお菓子が売りに出されます。

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by sternenlied | 2015-12-09 19:21 | 暮らし