日の出 

運河にたどり着くと、朝陽はまだ向こう岸の木立の後ろに隠れていましたが、その光はもう辺りを染め始め空も河も桜色、 そして先の方に見える橋の辺りでは川面から白い霞がたってる様も幻想的で、朝陽が昇れば昇るほど川の表面は柔らかな光で覆われてゆき、その美しさには思わず言葉を失ってしまいます。そこには誰もいなくて、私がそこでたった一人で朝陽が描き出すこんな素晴らしい情景を眺めているなんて、まるで夢の世界にいるように感じられました。美しい情景を見る時はいつも誰かとシェアしたくなるのですが、一人で見ているのがこの上なく贅沢でもったいないような気がしました。

朝陽はゆっくりと昇っていき、そこに佇んでいるのは寒かったのですが、まあるい姿を見せてくれるまでずっと眺めていました。まあるい姿を見届けると、また坂を上って野原へと引き返しました。帰り道、次第に位置を高くしていく朝陽が野原を抱擁するように照り渡って、古代の人たちが太陽を信仰した気持ちが分かるような気がしました。その力強い温もりに満ちたような神々しさにはただただ合掌するのみ。

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by sternenlied | 2015-11-28 01:09 | 散歩

木陰のアムゼル2号庵にようこそ。ドイツで暮らしています。散歩と旅が大好き。琴線に触れたもの達をここに拾い集めていきたいと思います。そして目に留まった日常のさりげない一コマも。


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