ケルキラ市 6  市庁舎界隈

市庁舎。ケルキラ島の最高峰パンドクラトラス山で採掘された白い大理石を使って建てられたこの建物は、元は17世紀にヴェネツィア人によって貴族のクラブとして建てられ、18世紀には劇場に改築されてましたが、20世紀の初頭に市庁舎として利用されるようになりました。

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市庁舎前でガイドが説明してる間私は一人グループから離れて建物を眺めていたのですが、市庁舎のファサードの上方に船が描かれた紋章のようなものが目に留まって丁度その写真を撮ろうとした矢先、偶然にもガイドが振り返ってこの船について説明をし始めました。ホメーロスの叙事詩「オデュッセイア」でオデュッセウスが長い漂泊の末、故郷イタケーに帰還する直前に、嵐で舵や帆柱がもぎとられてしまった船でスケリア島という島に漂着し、そこで王女ナウシカアーとの物語が展開されるのですが、そのスケリア島というのはケルキラ島のことで、この市庁舎の船のレリーフはオデュッセウスが乗ってきた船を象ってあって、ケルキラ島の本当のシンボルはこの船であると語っていました。

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市庁舎前広場からなだらかな坂を上って行くと、見晴らしが良かったです。

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横の方には庶民的な生活感が感じられる集合住宅が並んでました。なんだか可愛らしくて気に入ってしまった。

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by sternenlied | 2015-11-06 00:47 | 旅(国外)

木陰のアムゼル2号庵にようこそ。ドイツで暮らしています。散歩と旅が大好き。琴線に触れたもの達をここに拾い集めていきたいと思います。そして目に留まった日常のさりげない一コマも。


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