2015年 10月 31日
郷土博物館
浜からホテルに戻って来る途中で時々「博物館へ」と記された道標を見かけて、博物館がこの小さな町にあるんだなと思っていたのですが、ホテルのロビーで何か調べ物をしてた時に郷土博物館のポスターを見かけてフロントの女性に行き方を尋ねました。メインストリートの端にあるという返事。夕方の5時半頃だったのですが、今から行っても博物館はもう閉館してるかもしれないけど、ぶらりとメインストリートの端まで散歩して場所を下見してこようと向かいました。メインストリートをずっと歩いて行くとやがてそれらしき建物が見つかりましたが、案の定閉館しているようでした。
でも入り口のドアに電話番号の記された張り紙がしてあって、電話をかけてくれたら開けにやってくると書かれてあったのです。でも通常博物館が閉館する時間だろうし、電話しても駄目だろうなと私は思っていたのですが、夫が電話してみると、なんと5分で開けにやってくると言うではありませんか!博物館の前でしばらく待っていたら、1人の男性の係員がやってきて、私たち2人だけの為に博物館を開けてくれました。
小さい町の博物館の割には2階に渡って広く、オリーブ油やワイン作りに必要な道具や農具や各種手工業の道具、それに島人の暮らしぶりが紹介された色んなものが幅広く展示されていて、本当興味深かったです。1階、2階とゆっくり見て巡ってたのですが、博物館をわざわざ開けてくれた係員の男性は急がす風でもなくずっと穏やかに待ってくれていて、その彼の親切さに感激してしまいました。博物館を出る時に、とっても充実した素晴らしい博物館ですね!と言うと、とても素直な素敵な笑顔で喜んでくれて、その笑顔に嬉しくなってしまいました。この博物館を出て夕暮れ時の浜へとぶらりと散歩に行った時に、前回アップした青いタヴェルナを見つけたのでした。後でホテルに帰って、博物館への道を教えてくれたフロントの若い女性にも、とても興味深い素晴らしい博物館でしたと言うと、彼女もとても素敵な笑顔で喜んでくれまして。この島で接した人達皆自然体に親切で感じの良い人が多かったです。
受付ロビーの小さなスペースにはノスタルジックな書物や雑誌や民族衣装のイラスト等が展示されてました。
すぐ隣の展示ホールに展示されていたものを少しピックアップ。
紙幣や硬貨、やはり哲学者たちの肖像が印刷されてますね。
家具類
やはりギリシャ人は音楽やダンスがお好き。幾つかの楽器が展示されてありました。
ケルキラ島出身の有名なミュージシャンらしい
私たちが1階の展示を見終わったと察すると、係員の人は階下にも展示ホールがあると鍵で階下へのドアを開けて、ぐるりと外階段を進んで案内してくれました。途中博物館裏の敷地にオリーブがたくさん生えてるのが見え、夕方の陽射しに照らされて美しかったです。下に降りると、1階よりも広々としたホールに堪能す程色んなものが展示されてました。係員の男性は私達だけをそこに残してまた1階に戻って行きました。
数多くあるものからピックアップ。
農具
天秤、秤
オリーブを絞る機械
オリーブの木で作った椅子が素敵。
織り機
ミシン
寝室
コーヒーを炒る道具
家の魔よけ、沖縄のシーサーのようなものでしょうね。後で係員の男性にこの魔よけは何を象っているのかと聞いてみると、蛇だと言ってました。
影絵人形劇といえば、アジアを思い起こしますけど、ケルキラ島にも影絵人形劇が伝統芸能としてあるなんて意外でした。この人形劇はカラギョージスと呼ばれ、トルコ支配下の時代にトルコからもたらされたものなのだとか。さらに遡ると、東南アジアやインドの影絵劇が起源だとも言われているそうです。
でも入り口のドアに電話番号の記された張り紙がしてあって、電話をかけてくれたら開けにやってくると書かれてあったのです。でも通常博物館が閉館する時間だろうし、電話しても駄目だろうなと私は思っていたのですが、夫が電話してみると、なんと5分で開けにやってくると言うではありませんか!博物館の前でしばらく待っていたら、1人の男性の係員がやってきて、私たち2人だけの為に博物館を開けてくれました。
小さい町の博物館の割には2階に渡って広く、オリーブ油やワイン作りに必要な道具や農具や各種手工業の道具、それに島人の暮らしぶりが紹介された色んなものが幅広く展示されていて、本当興味深かったです。1階、2階とゆっくり見て巡ってたのですが、博物館をわざわざ開けてくれた係員の男性は急がす風でもなくずっと穏やかに待ってくれていて、その彼の親切さに感激してしまいました。博物館を出る時に、とっても充実した素晴らしい博物館ですね!と言うと、とても素直な素敵な笑顔で喜んでくれて、その笑顔に嬉しくなってしまいました。この博物館を出て夕暮れ時の浜へとぶらりと散歩に行った時に、前回アップした青いタヴェルナを見つけたのでした。後でホテルに帰って、博物館への道を教えてくれたフロントの若い女性にも、とても興味深い素晴らしい博物館でしたと言うと、彼女もとても素敵な笑顔で喜んでくれまして。この島で接した人達皆自然体に親切で感じの良い人が多かったです。
受付ロビーの小さなスペースにはノスタルジックな書物や雑誌や民族衣装のイラスト等が展示されてました。
すぐ隣の展示ホールに展示されていたものを少しピックアップ。
紙幣や硬貨、やはり哲学者たちの肖像が印刷されてますね。
家具類
やはりギリシャ人は音楽やダンスがお好き。幾つかの楽器が展示されてありました。
ケルキラ島出身の有名なミュージシャンらしい
私たちが1階の展示を見終わったと察すると、係員の人は階下にも展示ホールがあると鍵で階下へのドアを開けて、ぐるりと外階段を進んで案内してくれました。途中博物館裏の敷地にオリーブがたくさん生えてるのが見え、夕方の陽射しに照らされて美しかったです。下に降りると、1階よりも広々としたホールに堪能す程色んなものが展示されてました。係員の男性は私達だけをそこに残してまた1階に戻って行きました。
数多くあるものからピックアップ。
農具
天秤、秤
オリーブを絞る機械
オリーブの木で作った椅子が素敵。
織り機
ミシン
寝室
コーヒーを炒る道具
家の魔よけ、沖縄のシーサーのようなものでしょうね。後で係員の男性にこの魔よけは何を象っているのかと聞いてみると、蛇だと言ってました。
影絵人形劇といえば、アジアを思い起こしますけど、ケルキラ島にも影絵人形劇が伝統芸能としてあるなんて意外でした。この人形劇はカラギョージスと呼ばれ、トルコ支配下の時代にトルコからもたらされたものなのだとか。さらに遡ると、東南アジアやインドの影絵劇が起源だとも言われているそうです。
by sternenlied
| 2015-10-31 00:30
| 旅(国外)