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母を偲んで

今日は春に生まれたからハル子と名付けられたとよく言っていた母の誕生日。母の思い出話を少しばかり「母の誕生日」という以前の記事で綴ってます。久しぶりに生前母からもらった細々としたもの達を取り出してみました。

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ルビーの指輪。私が幼い頃から母は時折彼女の大切なものがしまわれてるタンスからこのルビーの指輪を取り出しては、私がいつかお嫁に行く時にあげるわねとにこにこしながら見せてくれていました。このルビーの指輪を見せてくれる度に心ときめいていましたが、ドイツに渡る時にお約束通り母は手渡してくれたのでした。私の指には小さすぎて嵌められないのだけど、時折ボックスを開いてのぞいてみます。ルビーは幼い頃に心ときめいていた時と同じようにつやつやとした瞳のようになつかしい光を放っています。

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これは、母の母、祖母の結婚指輪だったようです。この銀の指輪も母がくれました。90歳まで生きていた祖母、指輪も年期が入って擦り減ってます。

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母が若い頃大切にしていたらしい貝細工の小箱。5cm位の長さの小さな箱です。見せてくれた時はいつも空っぽでしたが、母は何を入れていたのだろうか。これを見せてくれる時の母の嬉しそうな笑顔がよみがえってきます。いろんな布にのせて貝細工の小箱の趣を楽しんでみました。

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椿を象った帯留めも母が娘時代に大切にしていたものらしい。どんな着物に合わせていたのだろうか。母は私が10歳位までずっと家の中でも和服を着てましたっけ。椿の帯留めもいろんな布にのせて味わってみました。母も見てくれてるかな。

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母の時計。これは母からもらったものではなく、亡くなってから姉が送ってくれたものです。母が無くなる前にはめていた時計だそうです。

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そして母が若い頃使っていたらしいコンパクト。小ぶりでシンプルなコンパクトですが、ずっしりとしています。つやつやと真新しい頃のコンパクトはさぞシックで、母の心をときめかせていたのでしょうか。

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表面にRibonと記されてます^^ Ribonはあの頃ハイカラだったのでしょうね。

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母のコンパクトの横に、夫の大好きだった祖父の懐中時計を並べてみました。おばあちゃん、やきもち焼かないでねw

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中を開けると、こんな感じ。なんだか母のコンパクトの鏡についてる白っぽいシミが日本列島の形のように見える(笑)

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夫の祖父の懐中時計。何度か修理して使ってたみたいですけど、その内また動かなくなっちゃうのよね。今は大切にしまってるだけです。

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今日は朝から輝かんばかりに晴れ渡っています。早朝の暗い内からアムゼルが陽気に歌ってました。母の誕生日に母が一番好きだったスミレの鉢を買ってきましょうか。
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by sternenlied | 2016-03-09 17:28 | 思い出

木陰のアムゼル2号庵にようこそ。ドイツで暮らしています。散歩と旅が大好き。琴線に触れたもの達をここに拾い集めていきたいと思います。そして目に留まった日常のさりげない一コマも。

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