2017年 01月 10日
ニュールンベルクの旧市街
壁に書かれたBuchbindereiというのは製本所のこと。
今は店は閉じられてしまったようですが、数年前まではまだやってました。
製本の店、たまに見かけますが、こういう製本の職人業、習ってみたいものですね。
この辺りの木組み様式の家は華麗です。
ハサミの描かれた丸い看板がかかってる店は、切り絵の店。
こういう店は旧市街には似合ってます。
今回はこの切り絵の店は小さいパートしか撮ってませんので、
よく分かるように、去年アップした画像を3つ下にコピーしました。
ゲーテの時代にはよく自分のプロフィールを切り絵にしてもらって、恋人に贈ってたんですよね。
ニュールンベルクの旧市街で美しいのは独特の木製の出窓。
戦前は450の出窓が見られたそうですが、現在は17の出窓が残っているだけです。
彩り豊かな木組み様式の家並みが美しいヴァイスゲルバー小路。
ニュールンベルクの建物の多くは戦時中の空襲で破壊されましたが、
ここの通りは破壊されずに残ってました。
ヴァイスというのは白という意味で、ゲルバーというのは革なめし職人。
昔、城の付近には地区毎に様々な職人が集まって住んでましたが、
この通りには革なめし職人たちが住んでいたようです。
旧市街で見かけた骨董屋さん。
以前はもっとたくさん骨董屋さんがありましたが、
近年多くの店は消えてしまって、ここは残ってる店の一つ。
骨董品だけではなく、お土産用にニュールンベルクにちなむ図が描かれた新しいマグカップやジョッキも売ってます。
旧市街を巡ってる途中で出会った天使さん。
去年も出会いましたよね〜♪
by sternenlied
| 2017-01-10 00:38
| ドイツ南部