人気ブログランキング | 話題のタグを見る
NEW POST

ニュールンベルクの旧市街

城山とクリスマス市のたつ中央広場の間に広がっている一帯は旧市街、
縦横にのびている通りを辿って、中世の面影を味わいながら散策できます。


ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04244151.jpg

向こうに見えてる尖塔は聖セバルドゥス教会で、ニュールンベルクで最古の教会です。
ヨーロッパの古い街を歩いていると、時々こんなふうに歪んだ年季の入った家も建ってます。
大抵、一階は店が入ってることが多いですが、上階は普通に一般人が暮らしています。

ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04244876.jpg

壁に書かれたBuchbindereiというのは製本所のこと。
今は店は閉じられてしまったようですが、数年前まではまだやってました。
製本の店、たまに見かけますが、こういう製本の職人業、習ってみたいものですね。

ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04245387.jpg

この辺りの木組み様式の家は華麗です。

ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04245919.jpg


ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04251181.jpg

ハサミの描かれた丸い看板がかかってる店は、切り絵の店。
こういう店は旧市街には似合ってます。

ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04250501.jpg

今回はこの切り絵の店は小さいパートしか撮ってませんので、
よく分かるように、去年アップした画像を3つ下にコピーしました。

ニュールンベルクの旧市街_e0357367_00125182.jpg


ニュールンベルクの旧市街_e0357367_00125881.jpg

ゲーテの時代にはよく自分のプロフィールを切り絵にしてもらって、恋人に贈ってたんですよね。

ニュールンベルクの旧市街_e0357367_00130461.jpg

ニュールンベルクの旧市街で美しいのは独特の木製の出窓。
戦前は450の出窓が見られたそうですが、現在は17の出窓が残っているだけです。

ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04263900.jpg


ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04265391.jpg


ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04264671.jpg

彩り豊かな木組み様式の家並みが美しいヴァイスゲルバー小路。
ニュールンベルクの建物の多くは戦時中の空襲で破壊されましたが、
ここの通りは破壊されずに残ってました。
ヴァイスというのは白という意味で、ゲルバーというのは革なめし職人。
昔、城の付近には地区毎に様々な職人が集まって住んでましたが、
この通りには革なめし職人たちが住んでいたようです。

ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04284228.jpg


ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04285067.jpg


ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04285609.jpg

旧市街で見かけた骨董屋さん。
以前はもっとたくさん骨董屋さんがありましたが、
近年多くの店は消えてしまって、ここは残ってる店の一つ。

ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04294327.jpg


ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04295094.jpg


ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04295723.jpg


ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04300490.jpg

骨董品だけではなく、お土産用にニュールンベルクにちなむ図が描かれた新しいマグカップやジョッキも売ってます。

ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04301192.jpg


旧市街を巡ってる途中で出会った天使さん。
去年も出会いましたよね〜

ニュールンベルクの旧市街_e0357367_04312925.jpg

by sternenlied | 2017-01-10 00:38 | ドイツ南部

木陰のアムゼル2号庵にようこそ。ドイツで暮らしています。散歩と旅が大好き。琴線に触れたもの達をここに拾い集めていきたいと思います。そして目に留まった日常のさりげない一コマも。


by sternenlied