この間ハレに行った時も昼食に日本料理のレストランに入りましたが、ブレーメンでも昼に日本料理の店で食事しました。15年程前にブレーメンにやってきた時ベトヒャー通りで日本人がやってる日本料理のレストランを見かけた覚えがあったのですが、同じ場所にまだあって嬉しかったです。ハンブルクに行く度に食べに行っていた日本人経営の日本レストランは他のアジア系がやってる日本料理の店に押されてやめてしまっていたので、同じ場所にあっても、経営者は他のアジア系に変わってるかもと疑っていたのですが、12時少し前に入って、カウンターの中で準備していたおやじさんに、もうオープンしているのかどうか夫がドイツ語で聞いてみたら、下を向いていた目をふと上げて、ドイツ語で「12時から」とミニマムに言葉少なに答えてくれる様はまさに日本人とゆう感じで、店を出てから、あれは日本人に違いないと夫と喜びあったのでした(笑)時間になって後で入ってみたら、やはり寿司を握ってるおやじさんもウェイトレスも日本人だということが分かりました。
先ほど店のHPで店を創業した経緯を読んでみたら、1968年にドイツ人の船長が船で世界各地を巡り、日本にも向かった時にたどり着いた横浜で日本の文化に惚れ込んで1年間暮らすことにし、その内日本女性と恋に落ち結婚してドイツに帰ってきたそうですが、日本の味や文化をドイツに伝えたくて、2000年に寿司の店を開いたのだそうです。店のモットーとして、日本で長い間寿司職人として学んできた板前を雇っていましたが、2年前に渡辺兄弟(姉妹)に店を譲ったそうです。その渡辺さんの祖父や祖母は東京港区芝で19世紀末に創業されたKansuiという旅館を持っていたそうです。この記事を読んでる人で、誰かこの旅館を知ってる人がいたりして(笑)
内装はモダン。
ウェイトレスとも必要最低限の言葉しか交わさない正真正銘の寡黙な日本のおやじさんです!
私たちはカウンター席ではなく、テーブル席につきました。
隣の部屋にはこういうディスプレイも見かけました。
久しぶりの寿司、美味しかったですよ。並とデラックスを一つづつ注文して、
デラックスの方は分けて食べました。お腹一杯になりましたよ。